「離婚する」と決意した時、遅かれ早かれ別居について考えると思います。
私はもともと離婚前に別居するつもりは全くなかったですが…現在離婚を前提に別居中です。
離婚前に別居をすることは、「自分に不利になってしまわないか?」「ベストなタイミングはいつ?」と迷ってしまう事だらけです。
今回は、別居をするタイミングについてお伝えします。
離婚前に別居をすると不利になる?
まず私が一番気になった点は、「離婚時に不利にならないか」ということです。
確かに民法で「夫婦は同居して互いに協力扶助しなければならない」と定められてはいますが、正当な理由がある場合には、家を出ても同居義務違反にならないそうです。正当な理由としては、DVや不倫などがあります。
今回の私のケースのように、不倫されたので別居をする、は正当な理由となるため、離婚に不利にはならないということですね。
別居はした方が良い?
別居をした方が良いか、については、ケースによると思います。DVや虐待など、命に係わるような場合には、ご自身や子どものことを第一に考えて早急に家を出ましょう。
私の場合は不倫が主な原因だったため、「絶対に離婚する」と決意はしていたものの、「話の決着がつくまでは子どもの環境を変えない方が良いかな」「別にこっちが出ていく必要はないんじゃ」と考えていました。
しかし、弁護士さんから「離婚を伝えてからなにが起きるかわからないため、いずれ家を出るつもりならば別居をしておいた方が安心です」と言われ、別居をすることに決めました。
私としては、離婚を切り出す前に別居をして本当に良かったというのが正直な感想です。
家を出るタイミングはいつ?
不倫が発覚した当初は別居について考えていなかったものの、夫と顔を合わせることがストレスとなり、結局は予定よりも1か月早い別居のタイミングとなりました。
家を出るタイミングは、「別居の準備が整い次第」「夫が確実にいない日」の2点で決めました。
別居の準備が整い次第
別居の準備は、子どもの学校等の手続、財産分与に関わる書類関係の準備、持ち出す荷物の準備、などです。(後日詳しくご紹介します!)
とにかく「早く別居したい」の一心でしたが、焦りは禁物です。もう二度とこの家には戻ってこられないかもしれない、という前提で準備をしました。
夫が確実にいない日
万が一家を出るタイミングで夫に遭遇してしまった場合、全ての計画がパーになってしまう可能性があるため、事前に把握していた夫の出張予定日をXデーに決めました。
あくまで予定日なので、万が一の時には別日にすることも念頭に置いて行動しました。
まとめ
配偶者が有責(不倫、DVなど)の場合には、別居自体が不利になることはありません。
少しでも、つらい、環境を変えたい、と思うのならば、別居をおすすめします。
別居する前に離婚話をしていたら、絶対に子どもの耳にも入っていただろうし、なにより子どもがすぐに両親の不穏な空気を察知してより辛い思いをさせてしまっていたと思います。
物理的な距離を作ることでお互い落ち着いて考えることができますし、なにより自分と子どもの心を考えると、離れることが1番良かった、と私は今感じています。
自分に有利に事を進めるためには、下準備が重要です。しばらく辛い日々かもしれませんが、焦らず着実に準備をし、納得のいく条件で離婚できるようにしていきましょう!