パートナーの不倫を疑った時、多くの人が直面するのは「証拠をどう集めるか」という問題です。自分で証拠を集めるか、それとも探偵に依頼すべきか、どちらが適切なのか悩むところですよね。
この記事では、自分で証拠を集めること・探偵に依頼することの、どちらがあなたにとって最適なのかを探っていきます。
1. 自分で証拠を集めるメリット・デメリット
メリット:
- 費用がかからない
探偵を雇うと費用が発生しますが、自分で証拠を集める場合はお金をかけずに行えます。家計に負担をかけたくない、あるいは費用を節約したい場合、自力での調査は一つの方法です。 - 気づかれにくい
パートナーと一緒に住んでいる場合、彼らの日常生活や行動パターンを把握しやすいため、変化に気づきやすいです。例えば、スマホの扱いや外出の頻度、帰宅時間の変化など、日々の生活の中で発見できることも多いです。 - タイミングをコントロールできる
自分で証拠を集めることで、いつどのように動くかを自分のペースで決められます。探偵に依頼すると、報告や調査結果が手元に届くまで待たなければなりませんが、自分で調査する場合、疑わしい行動が起きたその瞬間に対応できます。
デメリット:
- 感情的に揺さぶられる
不倫の証拠を自分で見つけることは、精神的に大きなダメージを与えます。冷静でいるのが難しくなり、思わず感情的な行動に走ってしまうことも。そうなると、相手に浮気を疑っていることを気づかれ、証拠を隠されるリスクが高まります。 - 証拠として不十分な場合がある
法的に有効な証拠を集めるには、一定の技術や知識が必要です。メッセージや写真だけでは十分ではなく、不倫の実態を証明するためには日時や場所、状況などを具体的に記録する必要があります。自分で集めた証拠が裁判で有効でない場合、せっかくの努力が無駄になる可能性もあります。 - バレるリスクが高い
素人が調査する場合、パートナーにバレやすいことも事実です。行動を見張っていることがバレると、警戒されてしまい、証拠を隠されたり、さらなる不信感が生まれて関係が悪化する可能性があります。
2. 探偵に依頼するメリット・デメリット
メリット:
- プロの技術と知識
探偵は不倫調査のプロフェッショナルです。尾行や証拠の収集に長けており、相手に気づかれることなく、法的に有効な証拠を確保することができます。また、必要な証拠を集めるための機材や専門的な技術も持っているため、確実性が高いです。 - 精神的な負担が軽減される
探偵に依頼することで、直接的な調査からは離れられます。自分で証拠を集める場合に比べ、精神的な負担が軽減され、冷静な判断を保てる可能性が高いです。感情的にならずに、状況に応じて適切な対策を立てる余裕ができます。 - 確実な証拠が手に入る
探偵が収集した証拠は、裁判や慰謝料請求の際に有効とされることが多いです。写真や動画、日時が記録されたデータなど、不倫を法的に証明するための確実な証拠が揃うため、後の手続きに役立ちます。
デメリット:
- 費用がかかる
探偵に依頼する最大のデメリットは、費用が発生することです。調査内容や期間にもよりますが、短期間で済む調査でも数十万円、長期間に及ぶ場合はさらに高額になることがあります。そのため、費用対効果を考慮して依頼する必要があります。 - 完全な秘密保持が難しい場合もある
探偵に依頼する際は、信頼できる業者を選ぶことが重要です。中には調査が雑で、相手に気づかれてしまうケースもないわけではありません。探偵を選ぶ際には、信頼性や過去の実績をしっかり確認する必要があります。 - 依頼後の報告を待つ必要がある
自分で調査をする場合と異なり、探偵に依頼すると、調査結果が手元に届くまでの時間を待つ必要があります。その間に不安や疑念が募ることもありますが、焦らず結果を待つことが求められます。
3. どちらを選ぶべきか?
自分で証拠を集めるか、探偵に依頼するかは、状況や性格、資金に応じて判断することが大切です。
- 費用を抑えたい、またはまだ疑惑の段階で確信が持てない場合は、まずは自分で様子を見るのも一つの方法です。
- 確実に証拠を掴みたい、または感情的になってしまう恐れがある場合は、プロに任せる方が良いでしょう。特に、裁判を視野に入れている場合は、探偵による確実な証拠収集が後々大きな助けになります。
4. 最後に
不倫の疑いを持つことは非常に辛いことです。感情的に動いてしまう前に、冷静に状況を分析し、自分に合った方法で証拠を集めることが大切です。証拠が手に入った時には、どのように対応するかも考えておくことが重要です。将来の自分が幸せでいられるように、落ち着いて選択をしましょう。